生徒さんが素晴らしいギターを持っていたので、じっくり見せて頂きました!
Westville Solarを紹介したいと思います!
どんなギターか?
渋谷にある楽器店のウォーキンが出しているオリジナルブランドのギターですね。
その中でもフラッグシップ機と言って差し支えないギターになると思います。
とにかくコスパがエグい!
トップが削り出しの単板で、サイドバックも同様に削り出しの単板
パーツも汎用品を使用してなくてこの50万円を切ると言う価格・・・
これがまじでありえない位の価格です!
手工品では100万超えは確実だし、Gibsonが同スペックで出しても100万近い価格だと思います。
それが半額位!
企業努力やコストカットを練りに練った結果の賜物という感じがします。
トップ板の厚さが特徴
まずトップ単板でビルトインPUのギターなんですが、
トップ板が単板で大分厚いです
ES-175の1.5倍、L-5Cとかジョニースミスとかと比べると2倍位。そして恐らくサイド、バックも厚みがありそう、サイズが15インチ位で小さいのに、重量が結構あります。
これは他の記事でも紹介している
こちらのギターでも同じコンセプトですね。
音のバランスが相当良い
トップ板を厚くして意図的に鳴りを抑える目的というのは何か?と言うと
アンプの出音を良くする
と言う事が目的です。
実際にローは適度に抑えられ全体的に良い感じのコンプレッションで、生鳴りも適度にある等の相当使いやすい音色になっています。
一言で言うと
と言う感じでこれは特筆すべき点ですね。
とにかく実用性が高い!
- スペックから値段を見てもコスパが抜群に良く
- アンプリファイドされた音はバランスが良く扱い易くて
- ちょい小さめの15inchボディは取り回しも良い
等とにかく実用性が高いです。
使えるギターを欲しい方はこれって言う選択でも良いでしょうね。
音色に特徴があるタイプではない
これはSolarに限らずWestville全般に言えるんですが
音色に特徴が無い
です。
この点においてGibsonとかFenderってのは群を抜いて特徴があって、だれでも分かるGibsonの音と言うのが存在します。
その特徴ある音色ってのが非常に希薄で良い風に言うと
無色透明な良い音
と言う感じですかね。
このギターはこう言う音だって言う主張が無く
ラーメンで言うとスープに凝って良い材料使って一生懸命雑味取ったら結果あっさりスープになった、みたいな感じかな。
個性は自分で出すからギターはニュートラルで良いと言う場合は最適ですね。
非常に良いギターです!